どーも!銀針うさぎです。

ひざびさの投稿です。今回は、ケアマネ試験対策、「生活保護」
試験の「福祉サービス分野」で毎年必ずと言っていいほど出題されるのが生活保護制度です。他の法律が絡んでくるため「なんだか難しそう…」と後回しにする人が多い分野でもありますね。
しかし、「3つの鉄則」さえ押さえれば、得点源に出来るかもしれないのです。
今回は、読めば100%納得できる生活保護の基本を分かりやすく勉強しましょう。
鉄則1:4つの「原理・原則」は漢字の意味で覚えよう
生活保護には、ベースとなる「4つの原理」と「4つの原則」があります。
丸暗記しようとすると混乱するので、試験に出るポイントだけを言葉の意味と一緒に理解しましょう。
4つの「原理」(法律の基本姿勢)
- 国家責任の原理:国が最低限度の生活を保障し、自立を助長します。
- 無差別平等の原理:困窮した原因に関係なく、すべての国民に平等に適用されます。(「自己責任だからダメ」ということはありません)
- 最低生活の原理:健康で文化的な最低限度の生活を保障します。
- 補足性の原理:【超重要】利用できる資産、能力、他の制度をすべて使っても足りない時に、初めて生活保護が差額を埋めます。
4つの「原則」(ルール)
- 申請保護の原則:本人や扶養義務者からの申請がないとスタートしません。(国が勝手に開始することはありません)
- 基準及び程度の原則:厚生労働大臣が定める基準(最低生活費)と、その人の収入の「差額」が支給されます。
- 必要即応の原則:年齢、性別、世帯の個別の事情(ニーズ)に合わせて、柔軟に保護を行います。
- 世帯単位の原則:保護を行うかどうか、いくら支給するかは個人ではなく世帯を丸ごと1つとして計算します。
鉄則2:「8つの扶助」は形をチェックする
生活保護には8種類のメニュー(扶助)があります。
試験で狙われるのは「現金でもらえるのか(金銭給付)」、それとも「現物やサービスでもらえるのか(現物給付)」という給付の形です。
ケアマネ試験の対策として、まずは以下の表を頭に入れましょう。
| 扶助の種類 | 給付の方法 | ケアマネ試験のワンポイント |
| 医療扶助 | 現物給付(医療サービス) | 診察や投薬の現物。原則として金銭給付ではないので注意! |
| 介護扶助 | 現物給付(介護サービス) | ケアプラン、デイサービスなどの介護サービスそのものが提供されます。 |
| 生活扶助 | 金銭給付(現金) | 日常の食費や光熱費など。 |
| 住宅扶助 | 金銭給付(現金) | 家賃など。※住宅改修費は「介護扶助」、住宅の補修は「住宅扶助」! |
| 教育扶助 | 金銭給付(現金) | 義務教育(小・中学校)の学用品など。 |
| 生業扶助 | 金銭給付(現金) | 高校の就学費用、技術を身につけるための費用など。 |
| 出産扶助 | 金銭給付(現金) | お産にかかる費用。 |
| 葬祭扶助 | 金銭給付(現金) | お葬式の費用。 |
納得ポイント!
鉄則3:介護保険とのバッティングは「年齢」で分ける
生活保護受給者が介護サービスを使うとき、「介護保険」と「生活保護(介護扶助)」のどちらが優先されるかという問題が一番の難所です。
これは、対象者の年齢(第1号か第2号か)でパパッと整理できます。
ここでも先ほどの「補足性の原理(他の制度が最優先)」が発動します。
① 65歳以上の人の場合(第1号被保険者)
65歳以上の人は全員、自動的に介護保険のメンバーになります。
そのため、介護保険が最優先で使われます。
- 費用の9割:介護保険から出ます(保険給付)。
- 残りの1割(自己負担分):生活保護の「介護扶助」から出ます。
- 結果:本人の窓口負担は実質0円になります。
② 40歳以上64歳以下の人の場合(第2号被保険者)
ここが試験の引っ掛けポイントです!
40〜64歳の人は、「医療保険に加入していること」が介護保険のメンバーになる条件です。しかし、生活保護受給者の多くは医療保険を持っていません(医療扶助があるため)。
- 医療保険に入っていない場合:介護保険のメンバーになれません。
- 結果:介護保険は使えないので、費用の10割(全額)を生活保護の「介護扶助」で面倒を見ます。
最後に:実施機関もサラッとチェック
生活保護の窓口(実施機関)は、都道府県知事、市長、福祉事務所を設置する町村長です。
基本的には「福祉事務所」が現場の実務を行っていると覚えておきましょう。
まとめ
- 生活保護は他の法律(介護保険など)より後回し(補足性の原理)。
- 医療扶助と介護扶助だけが「現物給付」、他は全部「金銭給付」。
- 65歳以上は「介護保険9割+介護扶助1割」、40〜64歳(医療保険なし)は「介護扶助10割」。
このポイントだけを意識して過去問を解いてみてください。驚くほどスラスラ解けるようになっているはずです!
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